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立秋

読み方:りっしゅう

秋の気配が立ち始めるが暑さは残る頃を意味し、今年はからまでが、立秋の時期。

季節について

立秋は、二十四節気の一つで、「初めて秋の気立つが故なればなり」(「暦便覧」)とあるように、暦の上では秋の始まりを告げる日です。現代の感覚では残暑が厳しい時期ですが、朝夕には涼しい風が吹き始め、ヒグラシの声が聞こえる場所では涼風を感じられます。この日から暑中見舞いから残暑見舞いに切り替わり、お盆や夏休みと重なる時期でもあります。日中は厳しい暑さが残るものの、風のそよぎや空の高さに秋の気配が感じられ、ひまわりが咲き誇る傍らでコスモスや秋の七草が見られます。空には鱗雲や鰯雲が広がり、夕立も弱まり、夏の終わりと秋の始まりが交錯する郷愁を誘う風景が広がります。

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