お衣装:きなりに草花、紺の更紗
姫:きなりに更紗
暈しのベージュに、しっとり更紗の花咲く姫。
繊細に描かれた草花の模様が印象的な唐衣(1枚目のお着物)に、品のある赤を重ねました。襟元には赤紫の蘇芳色をアクセントに加え、落ち着きと華やぎある雰囲気に。
模様:更紗
長寿祈願、家族繁栄を願うモチーフ
更紗の発祥は古く、紀元前3世紀頃のインドの手染め技法から生まれ、日本にははポルトガル船やオランダ船によって16世紀頃、持ち込まれたといわれています。 江戸時代には、徳川家への献上物等にも使われ、礼装用や儀礼用などハレの日の模様として使われていきます。生命力ある色鮮やかで、豪華絢爛な草花や動物が描かれ、異国情緒あふれる文様を取り入れつつ、日本独自の美しい模様を織り交ぜた、新たな更紗文様が生み出されていきました。
【願い】: "壮美"
紀元前3世紀ごろにインドで誕生した更紗柄は、その後、世界各地に広がり、日本では16世紀頃から礼装用や儀礼用の布地として多様なモチーフが発展しました。世界各地に独自の文化を織り交ぜながら、広がっていった更紗柄。広く世界に羽ばたくような、壮大な美しい心を持った子に育って欲しいという願いが込められています。
殿:紺の更紗
暈しの深い青に、クラシックで異国情緒溢れる更紗の殿。 日本古典な草花に、蘇芳色と白茶色を重ね、凛としていて文化的な佇まいに。繊細で美しい更紗模様は、落ち着きある色味でありながら、職人の卓越したセンスが見事なまでの色使いで、草花鳥に差し色が加わり、奥深い優雅さと風格が醸成され、唯一無二の佇まいが完成しました。
模様:更紗
更紗は国と時代を越え、長きに渡り愛され続けている、奥深い意匠。 異国と和の文化とが結び付き、発展した「和更紗」。
長寿祈願、家族繁栄を願うモチーフです。
つるとひなのお顔
やわらかな表情の姫と殿。繊細な技巧が施された、美しいお顔。ほんのり微笑み、ふっくらとおっとりとした表情に、時代を越える優美さと美しさを持ったお顔です。*見る角度により、表情が異なって見えます。写真によって異なる雰囲気をお楽しみください。
特典とサポート
つるとのお雛さまを購入する際、「銀行振込」でお申し込みの方に、特別な特典をご用意しております。
『銀行振込特典の内容』
- お雛さま保管用あずま袋
- お雛さまフェイスカバー
- お雛さま小道具入れ
- 着物アップサイクルお手玉
その他、「お雛さま読本」「つると作札」をお雛さまご購入者皆さまにプレゼントしております。
以下のお人形用小道具が付属しています。
- 太刀(たち)ー左の脇下に差し込む
- 笏(しゃく)ー右手に持たす
- 冠ー紫の紐で留める
- 纓(えい)ー冠に差し込む
- 紫色の紐ー冠を留める紐
- 檜扇(ひおうぎ)ー両手に持たせる
*お人形のみのご購入でも付属しております。
ご購入後、無期限で修理を承っております。製造元の提携の人形工房にて修理を承ります
※修理金額につきましては、内容に応じてお見積りさせていただく形となります。