越谷の隠れた伝統工芸品「千鳥うちわ」

「日本のものづくりは素晴らしい」

こんな言葉は周知の事実にも関わらず、具体的に何がすごいのか話せる人はそう多くないだろう。

そんなことを書いている私自身も、その素晴らしさを語れるような見識はまだないのだが、その道何十年の職人さんから聞く話は毎回新しい発見として、この国のものづくりの奥深さを感じさせてくれる。
「職人の手と…」千鳥うちわ|つると はじめまして。

TSURUTOでディレクターをさせていただきながら、越谷で伝統工芸品「千鳥うちわ」の職人(見習い)をしている藤田昂平と申します。

その肩書とは裏腹に、将来生まれ育った越谷という土地で伝統工芸品の職人をすることを、最近まで現実的には想像できた人がいただろうか

(私がどうして職人を目指すようになったかはおいおいとして

「職人の手と…」千鳥うちわ2|つると 「職人の手と...」ということで始まったこの連載。

職人や文化、伝統工芸品。

言葉としてではなく、彼らの技術や日々の行動から感じた「職人」「文化」や「伝統工芸」の奥深さをあなたにお伝えできればと思っている。

ところで「千鳥うちわ」という、伝統工芸品の存在をご存知だろうか?

「職人の手と…」千鳥うちわ3|つると

つるとで取り扱っている「だるまアート」と「千鳥うちわ」

 

「千鳥うちわ」は、日本を代表する伝統工芸品であり、私は今その伝統技術を職人さんから直々に伝授していただいている。全国的に見てもおそらく最後の職人さんが私の住む埼玉県越谷市にいらっしゃる。

越谷でうちわは販売されておらず、夏の時期に都心の百貨店と一部の店舗でのみ販売しているので、地元民も知らない方がほとんどではないだろうか。

今伝承が行われなければ消えていく、その日本の伝統工芸品「千鳥うちわ」についてもう少し詳しく書いていこうと思う。

 

冬前の薄暮の迫る藤田の書斎より

 

執筆者:藤田昂平
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本人が活動団体
クリエイティブシェルパ:ものづくりの隠れた才能を多彩なコラボレーションで世に出す表現集団
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